≪趣味と恋愛は両立できる?≫

リア充、という言葉を聞いたことがありますか?リア充とは、「リアルが充実している」という意味の略語で、一般的に恋人がいて多くの人と積極的に出かけたり、コミュニケーションをとったりしていることを言います。たくさんの人とアクティブに遊び過ぎて忙しい状態、をイメージするとわかりやすいでしょうか。

一方、自分の世界に夢中になり過ぎて、恋人どころか休日は誰とも会わないという人もいます。彼らの多くは、「恋人ができると、今みたいに趣味に没頭できない」と言いますが、本当にそうなのでしょうか。

≪趣味に没頭する人だって素敵な恋愛ができる≫

男性に限らず、女性も休日丸ごと潰しても惜しくないほど、夢中になれる趣味があると、「恋人は面倒くさい」と感じる傾向はあります。時間どころか、収入の多くをその趣味に注ぎ込むことも珍しくないので、人との触れ合いやアクティブに活動するリア充の人たちと、対局の存在のように感じます。しかし、趣味に没頭している人たちが決して「リアルが充実」していないわけではありません。

寧ろ、自分の時間と収入全てを注ぎ込めるほどの趣味は、彼らにとっては生きがい。今時、「生きがいは何?」と聞かれて、答えられる人はどれほどいるでしょうか。SNSや携帯電話の普及で、人と繋がっていないと、強い孤独感に襲われる人に比べればよっぽどアイデンティティを確立しています。

時間と収入とは、その人が持つ財産のうち、大きな割合を占めます。それほど1つのことに夢中になれるなら、人間関係に対しても「狭く深く」を貫き、1人の女性と素晴らしい関係を築くことができるでしょう。

≪パートナーは、趣味の邪魔にはならない≫

夢中になる趣味がある人の中には、パートナーが欲しいと思う一方で、パートナーができることで、趣味に支障が出ることを心配する人がいます。というのも、恋人ができればこまめなデートや、記念日のプレゼントがあり、シングルのときにかからなかった時間やお金が、必要になってくるからです。時間やお金に制限がかかり、趣味が満喫できなくなるのであれば、パートナーはいらないと考える人は少なくありません。

ただ、それは一般的な恋人のイメージ。実際、趣味を満喫している人は、上述のカップルのイメージが強すぎて、異性と付き合うことに消極的なため、恋愛経験が少ない傾向があります。

しかし世間には同じ趣味を持っていて、お互いの趣味嗜好に理解を示しながら、交際しているカップルもいますし、楽しそうにしているパートナーを見て、興味を持ち2人で楽しむようになるカップルもいます。交際することは、自分の趣味嗜好の妨げになるとは限らないのです。

また、デートや記念のプレゼントは、必ずしも苦行ではありません。お互いに思い遣りを持って接することができるパートナーと出会うことができれば、デートやプレゼント選びは楽しくなります。なぜなら、相手が喜ぶ顔や、一緒にいる時間は心を満たしてくれるからです。

確かに、恋愛すると、1人のときと全く同じように、趣味へお金と時間をつぎ込むのは、難しくなるでしょう。ただ、どんなパートナーと、どんな関係を築くかによって、趣味に加わる制限は大きくかわるうえ、パートナーを見つけることによって、得るものがあるのも確か。

もちろん、自分の人生には趣味さえあれば何もいらない、というのではあれば、異性との出会いや触れ合いを考える必要はありません。しかし、パートナーが欲しいと思っているのに、趣味を理由に、異性に対して積極的になれないのであれば、それはもったいないことなのではないでしょうか。