≪デート代をできるだけ抑えたい≫

バブルの崩壊と、女性の社会進出が活発になり、デート代は男性が持つことは当たり前ではなくなりました。しかし、「デートは男性が払うもの」という考えも根強くあり、デート代をどうするかの最適解は、なかなか見つかりません。女性からすれば、将来を考えるなら、男性の金銭感覚はしっかりしていた方が安心できます。

しかし、デート代がきっちり折半だったり、遠まわしに男性に奢ってほしいとアピールされたりすると、女性からすれば今ひとつ大事にされている感じがしません。ただ、いまどき奢ることが魅力的な男性の条件と考えている女性は、十中八九お金目当て。パートナーと自分、どちらも納得するためには、お金の払い方をどうしたらいいのでしょうか。

≪自分の出費を抑えることばかり意識してませんか?≫

ケチと節約の境界線は難しいものですが、多くの場合、この両者は使い分けがされています。一般的に、ケチはネガティブな意味で、節約はポジティブな意味合いで使われますね。バブルが崩壊し、老後の不安がつきまとう現代では、将来を見据えた金銭感覚が尊ばれます。

そのため、浪費家よりも、きちんと考えてお金を使える人の方が好まれるようになりました。男性だって、ブランドで身を固めてる女性は、お金使いが荒そうと、警戒しますよね。女性も、これと同じ心理が働くのです。

ただ、倹約の意識が強すぎると、コストを他人に押し付ける傾向が強まります。節約番組で、牛丼チェーンで、薬味を多めに持ち帰るというシーンがありました。他にも飲食店で、紙ナプキンや、スティックシュガーを持ち帰る人や、お手洗いを出かける前に済ませず、どこかの施設でわざわざ済ませたり、果物狩りで、持ち帰り禁止なのに、こっそり鞄に忍ばせたり。これらは、ケチと呼ばれる人たちの比較的メジャーな節約術ですが、自分が被るはずの損失を他者に押し付けるため、マナー違反であることは言うまでもありません。

また、こうした節約術は、男性よりも妙齢の女性の方が多いイメージですが、ケチな男性も周りに迷惑をかけるという点では同様。自分だけでできる範囲の工夫で出費を抑えることは、節約としてパートナーからも好意的に受け止められます。

しかし、割り勘なのにパートナーが注文した物をバクバク食べる、というようにパートナーに損失だけ押しつけたり、自分の節約術を強要したりすればケチと認識されます。一緒にいても不快になるので、次第に関係が壊れてしまうでしょう。

≪2人で納得できる方法で節約≫

将来を見据えたり、よりお金を有効活用するべく、倹約しようとする意識は素晴らしいです。問題なのは、自分のコストだけが抑えられればいい、という独善的な考え方。パートナーと自分が納得できるようにお金が節約できれば、あなたが出費を抑えようとする姿勢も、パートナーを不快にすることはありません。

例えば、デート中の食事をお弁当にするのは、デート代を抑えるうえで効果的。デート中の食事代は意外とかさむものです。オシャレなレストランであれば、ランチでも数千円はしますからね。1月食事代だけで、1万円超えることも珍しくありません。お弁当であれば、2人分作っても1000円ほどと、デート中の食事代が大幅に削減できます。

デートの度に交互に作れば、お互いにパートナーが作ってくれるお弁当が楽しみになりますし、一石二鳥です。もちろん、パートナーの意志も尊重しなければなりませんが、お互いに料理スキルを高めることは、2人の将来を考えるうえでも有効なので、挑戦してみてもいいでしょう。

パートナーへ配慮しながら倹約できれば、もともとが異なった考え方を持つ金銭感覚を、お互いの考えに近づけることができます。親密になればなるほど、カップル間のお金に関する感覚は重要なものになります。お互いの将来のためにも、両方が納得できるお金の使い方を考えましょう。