≪「ありがとう」が二人の仲を取り持つ≫

「亭主関白」が通用する時代はもはや過去のものとなりました。「男の我が儘は甲斐性のうち」などという価値観はもう通用しません。今日では男女の立場はまったく平等で、男がつけあがったのなら女はさっさと切り捨ててしまいます。
そんな時代だからこそ、男が取り戻さなければならない言葉があります。
それは「ありがとう」という感謝の言葉。これまでの振る舞いを振り返った時、相手にありがとうと感謝した記憶はありますか? あまり思い出せない方は要注意です。
「ありがとう」こそ男女の仲を取り持つ魔法の言葉で、そして「ありがとう」を忘れた時、男は捨てられるのです。

≪甘えるならお礼を、そして甘え過ぎは厳禁≫

女性が家事上手だったり、あるいは世話焼きな性格だったりすると、男性はついつい甘えてしまうかもしれません。ある程度の甘えはむしろ仲を深めてくれますし、頼ってくれるのが嬉しい、世話をしてあげるのが楽しい、という女性もいるでしょう。
女性に甘えさせてもらうなら、お礼はしっかりと言いましょう。食事が出てきた時、掃除をしてもらった時、相手が家事をしているところに出くわした時、そういったタイミングで細かにお礼を言うべきです。お礼を言ったところで甘えている事実に変わりはないのですが、女性の気分がかなり違ってきます。
ただし、甘えにも限度があります。いくらお礼を言ったとしても、度を越した甘えは厳禁です。
たとえば家事。家事の分担をあらためて考えた時、自分の担当している仕事がほとんどない……というのは危険信号です。掃除でもゴミ捨てでも、ちょっとしたことを担当してあげるだけでも相手の心証はグッと変わってくるものです。
逆にその程度のことさえやらない状態では、いつか見捨てられるのがオチです。

≪「ごめん」よりも「ありがとう」が嬉しい≫

家事をやってもらったり、相手に何かをしてもらったりした時に、ついつい「ごめん」「すまん」と謝ってはいませんか? 相手に自分の分まで仕事をさせてしまった、という意味では謝罪するのは間違ってはいないのですが、実は言われる側としては謝られるよりも感謝される方が嬉しいことも多いものです。
これは自分に置き換えて考えてみるとわかりやすいでしょう。相手に「ごめん」と謝られる状況と、「ありがとう」と感謝される状況……どちらが嬉しいですか? 大抵の場合は「ありがとう」の方が嬉しいはずです。
口癖のように「ごめん」と謝る方もいるようですが、謝罪の言葉を口にする前に、どう言われたら相手が嬉しく思うか考え直してみると良いでしょう。

≪すべての「ごめん」を「ありがとう」にしてはいけない≫

もちろん、何でもかんでもお礼を言えばいいというものではありません。謝るべきタイミングではしっかりと謝るべきです。
感謝するべき時はしっかりとお礼を言って相手をねぎらい、そして謝るべき時には自分の非を認めて素直に謝る。当たり前のことのようですが、そんな当たり前のことが恋人関係を良好に保つポイントです。
これができていない男性は意外と多く、そのほとんどが恋愛をうまく成就させられずにいます。あなたまでそんな一員にならないために、ちょっとした心遣いを大切にできる男性でありましょう。